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第2詩集 気配

(大学1年の時の作品)


湖にひそむ

湖は空に向かって裸眼を開き

瞳の中に太陽を落とし込んでいた

年若い釣り人は自らを支点にして軽々と立つ

踏み込めば落ち葉が足元を湿らせていく

少年よ この日陰の岸から

君の垂らす釣り糸を静かに見入っていよう

君の規則正しい脈拍と

一点に凝縮した眼差しと

弓のような腕とが

釣り糸を張りつめた旋律にしている

水面に広がるゆるやかな波紋

陽は魚の銀鱗にまで射し込む

安らかなこの平衡の上に立ちながらも

私はどこか遠い座標と共鳴しあっている

飽和した水の命の中で

魚類たちのせわしない呼吸が聞こえる

少年の釣りは気紛れだ

釣り竿をそのままに

もう仲間たちの方に駆け出している

そう それがいい

輝かしい反射を一枚めくれば

水のてのひらが遮光する小暗い寒さ

俊敏な君の足なら

湖の呪縛から逃げおおせるだろう

何か巨大な魔に食いつかれないうちに

風が湖をこすり 湖は一瞬年老いた

湖深く垂れる釣り糸のおののき

震える針先が唇をかすかに傷つけていく

もう観念しよう とうに気づいていた

夥しい魚眼が今しも私を見ていることに

その冷ややかな目の動きの中で

いびつに膨れ上がった幾百もの私が

葡萄のように 爆ぜようとしているのを

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暮色

静かな夕暮れの焼香か

手もとの筆の墨の匂いか

ほのかに秋めいた西明かりが

硯の中に黄昏の色を溶かしている

しら紙に戯文字を書こうとも

それはいつか遺文のような

重い含みを誘い込んでいる

芳香が薄く流れていたこの同じ部屋で

あの静謐な面差しは

とうに語ることをやめて

身じろぎもせずにソファーに凭れていた

・・・若ければ神はいらない

   死しても慈悲はいらない・・・

埋められない離反を悲しむように

あなたは分厚い経典を胸に抱え込む

私の心の中で死に絶えたあなたは

ただ一つの墓標も与えられずに

秋空をさまようのであろうか


あなたの名前のなかには

「水」の一文字があった

「清」の文字もあった

私はあなたの透明な心を

ついに飲み干せなかった

永遠にさまようのは

私のほうであったとしても

 

淡い墨色で塗りつぶすように

速すぎる夕闇は

来た道を消してゆくしかなかった

ふと滞った筆先は

黒い花のような染み跡を広げていった


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駅に近づくと

にわかに線路が枝分かれて

誰も乗っていない電車が

あかりばかりをつけて

長く曲がりながら停まっている

それが一日の終着だった

なごやかな黄昏は滅び

夕闇は倒れ込むように

急速に夜に傾斜していく

ひとしきり動揺する水準器

蜃気楼を踏みながら遠ざかる電車

見知らぬ風の中に

一人取り残されたかのように

私はゆらめいて行き場を失っている

不意にホームに響く発車のベル

切り裂くような悲鳴

思わず目を上げて振り仰ぐ

ああ それは

高い梢の上の一匹の蝉の声

叫ぶ 叫ぶ

体中の血を震わせて

「私はここだ

私はここで生まれた

生きている!

生きている!」

濃紺に沈みゆく空

疲れ果てた一日の終り

誰もが勇気を失いつつある時

蝉よ おまえは

たったひとりで誇り高くそこにいるのか


力無い肩に降り注げ

どことも知らない明日の行方に

すべての怯えを溶かして

蝉よ 蝉よ

果てしなく夜に向かって

高らかに鳴け

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現実

トラックは砂利を流し

道路工事人は砂利をならし

ローラーは砂利をなだめていく

よいも悪いもかなぐり捨てて

金網のような現実をよじのぼる

夜は

倒れ込むようにして

眠りたい

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春休み

ドアを開けた時の明るさ

ピカッと光る自転車のハンドル

この空はもう七月のまぶしさだ


玄関先の少女は

ころころした子犬を

はじめての散歩に連れ出そうとしている


団地の方から聞こえてくる縦笛の音も

今日は好き勝手に跳ね飛んでいる


光を吸い始めた草花が

色を整える気配がする


眠りかけた風のあくび


川辺の土手では

よもぎ摘みの母娘が

春色のカーディガンをはおって

やさしくかがんでいるだろう


見上げれば空に

白い羽のような雲


何の物思いもなく

ただまぶしい自由だけが

目の前に開けていた


どこか遠くに遊びに行こう

使い終わった教科書を

片隅に放り投げて


抱え込んだ記憶を

全部置き去りにしてもいい春休み

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告春鳥

待つがいい

風がある日

ほんのりと

温まるまで

空に優しさを

認めるまで

おまえの青い発声は

春の歩みを

急がせるだろう

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春の野

キャンバスの片隅から

不器用な足跡をつけながら

抜け出していこうとするもの

絵筆はその先を

斜光線の帯の色で

描くことができる

やさしげな風の中を

白い帽子が舞い踊っていく

淡い夕雲がふんわりととまっている

野の果ての方を

なつかしい黒い犬が

ゆっくりと散歩する

古めかしい抒情詩のように

わたすげの筆は真っ白なままに

おだやかな色階がひとりでに歌い出し

遠くの雲雀のはばたきに

ひとしきり耳をすますように

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夏の風の中で

なんというまぶしいベルの響きか

夏の空気を切り裂いて

発車しようとする電車は

堅固な意思に満ちている

こげた匂いをちらつかせながら

鉄のかたまりは黙っている

口元を汚して眠り込んだ少年

その上の窓に

真っ白な雲をとまらせて

取り残された小さな森を見送り

一群の墓地を過ぎ

やがてあらわれる田んぼのことまで

私は予測する

陽射しが右肩をやけつかせている

開けた窓からびゅうびゅう風が吹き込み

電車は大きく曲がりながら

鉄橋を渡ろうとしている

太陽の光はまだ正中線の真上で

銀色の輪を広げている

もし次の駅で

この電車を降りることができたなら

広大な魔法陣のような

緑色の海の中に分け入ってみたい

魚のように身をひるがえして

どことも知れず

突き抜けていこう


しかし私には

そんなことは到底できないことも

分かっているのだ

降りられない電車の中で

じめじめと苦しんでいる

 

夏の風の中

駅ごとに息をこらえて

誰も待ってはいないはるかな終着駅まで

ただ運ばれていく

何事もなかったかのように

窮屈な座席に

黙って座り続けて



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夏の日


いつも帰り道

ゆるやかに林をまわって

小川をのぞきこめば

眠りを誘うような音楽が

川砂の中から聞こえてきた

メダカたちが透明な冷たさの中を

すべるように流れていく


時折 乾いたレールをきしませて

遠くを電車が横切っていった

川沿いの遊歩道に

咲き並ぶ白い芙蓉の花

林から山鳩が飛び立つごとに

暖かな草むらに陽炎が揺れ動く

白いブラウスは

ふっくらと風を含み

日に焼けた腕は細く

短い髪は耳をくすぐった

なんという身軽さだったろう

パタパタと音するズック靴は

ひとりでに駈け出そうとして

子犬のように弾んでいた

体に触れてくる風は

羽毛の手触りで私を包んだ

見上げた梢のその枝々に

咲き集う真っ白な花

すべてを言葉に代えるために

蒸溜の動作で揺れさざめき

神々の視線をかき集める

道の向こうへゆっくりと流れて行く

大きな雲の影を追いかけた

春のうちに不意に訪れた大きな変化が

皮膚感覚を敏感にしている

苛立つような

浮き立つような


十数回目の浅い夏を

自転車で駆け抜ける

時間と空間が

立体的に見え始めていた

木漏れ日を浴びながら

深く大きく息を吸う

スイカズラが甘い香りを放つ道


あの時 私は

少女だった

痛々しいほど真っ白な

南風のような少女だった

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風の日

ひどく風の吹く午後

舞い上がる木の葉に向かって

激しく鳴いている小さなロン

大風に揺れる木々や

うなりをあげる枝々

大きなものたちが襲ってきて

おまえはどこにも逃げられない

おびえることはない

首を上げて

しっかりと立っていれば

すぐに通り過ぎていってしまうから


すべてのものを切り裂き

ひきちぎり

打ちのめす

本当に怖いものは

目に映るものではなく

心の中に忍び込んでいるもの


風の正体を見つけることができたら

さあ 一緒に歩き出そう

いつもの元気なステップで

お気に入りのあの丘まで

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笹鳴り

その日

空は暗い雲を帯び

波のような涼風が

私たちを凍えさせていた

バス停から私の家まで

寡黙な人と

ふたり歩いた故郷の道で

私たちは笹鳴りばかりを

しみるように聞いていた


精一杯微笑んで

「あの雪山が日光連山です」

そう言ってみた

けれどその人は目をやりもせず

分厚い宗教書を

重そうに持ち替えただけだった


はるばる東京から

三時間もかけて

お見舞いに来てくれたものとばかり

勘違いしていた

私の部屋で

その人はソファに座り

延々と仏教を説き続けたあと

「起きていられるのなら

これから一緒に東京に来られるよね」

と言った 


その人は気づかない

私が蒼ざめ

今にも倒れそうなことに


「とても行けそうにありません」

悲鳴のような泣き声で私が言うと

その人ははじめて慌てたように

私の顔を覗きこんだ


会えることを

心のよすがにしていたのに

花束を

心待ちにしていたのに


ほたるぶくろも

ちごゆりも

咲き出だせない心


来た時と逆に行く

バス停までの道すがら

互いの心が

あまりに違い過ぎて


二人歩いた故郷の道は

青葉も暗く

悲しみも深く

笹鳴りばかり

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六月のために

私の言葉は

紫陽花に降りかかる

細かな雨のようである

あなたはホワイトボードの前で

私の名前を呼ぼうとして

少し言いよどんだあと

誤って別の名前を言ってしまった

私はほほえんで

はい、と答えたけれど

最初からわかっていた

恋とは違うと


あなたはたびたび

「信じられない」と言った

別れの際には昼間でも

「おやすみなさい」と言った


そんな口癖ばかりを

いつまでも

思い返しそうで


六月の雨にぬれた紫の花の色

意味ありげに見つめ返した

あのまなざしも思い過ごしだった

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かぼちゃの煮物

冷蔵庫の中で忘れ去られた

半切れのかぼちゃ

橙色の切り口は黒かびに溶けかかり

あるいは 白っぽく萎びれて

だんだら模様の凄絶さ

削り落として煮てしまえば

立派なかぼちゃの煮物ができあがるが

その煮物に

死の匂いはこびりついてはいないか


台所での秘密の作業

誰にも知られまいぞ

ぐつぐつと煮える鍋の中で

今しも出来上がるかぼちゃの煮物

美しく照り映えて

いかにも甘くおいしそう

食べるのは私

すべて知っているのも私

さあ 大きな口をあけて

甘く煮詰めた死を取り込む勢いで

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巨大な犬

机に顔を伏せ

薄い眠りにひたれば

巨大なセントバーナード犬が

金網に足をかけて立ち

泣きそうな顔をしているのが見える

おまえは何を悲しんでいる?

おまえはどこに行きたがっている?

舌をダラリと垂らし

あえぐように呼吸して

何かにせきたてられるように

カチャカチャと金網を足でかきむしっている

夕陽が正面から射しこんでくる

隣の下宿の青年が

ギターをつま弾いている

ふくらんだ柿の実が ほたり

必然を感じられないことが

すべての輪郭を

ぼやけさせている

巨大な犬よ

おまえに問う

このまどろみを破りに来る者がないことは

幸福なことなのかどうか

重苦しく息を塞がれながらも

まだ覚めたくはない

どんなに高邁な夢を持っていたとしても

一人の赤ん坊の笑みにはかなわない

白状しよう

私は誰かを抱きしめたくなったのだと

暖かな肌に頬を摺り寄せていたいのだと

みんなが食卓に集まってくる夕暮れ

良いことがあっても無くても

みんなが一緒に

一日を持ち寄る夕暮れ

私はどうやら

それを一人で過ごすことに

馴れることができないらしい


巨大な犬よ

びくついた薄い眠りの中から

おまえを解き放してあげたい

おまえは

走りに走って

行きたいところへ行けばいい

足音も立てずに

夕闇の街を駆け去るのだ

そうして

無垢な喉もとに

鋭い歯を突き立てよ

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夜想

いつか冬がきた

長い夜をしのぐために

愚かしい漫画本を

傍らに積み上げる

どれだけの無知が 過去

私を幸せにしていたか

こうして深夜まで眠らずにいると

物思いも菊の香を含む

何かを失くし

それを埋め合わせるために

くだらないものを買い込んで

すぐに 飽きていらなくなる

漫画本が ひととき

乾いた笑いを与えてくれるというなら

それも一つの価値なのだろうが

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雪の中のロン

雪の中を

はしゃぎながら歩いてきた

おまえの耳は

黒ビロードのように

ひんやりとしている

すらりと張りつめた

その足の内側は

ほっとするような暖かさだ

透明な空の果てから

息もつまるほどに絶え間なく

あとからあとから降ってくる

ただ凍えるばかりの時も

その時が満ちるまで

雪は降り止むことはないだろう

おまえは雪の匂いをかぎ

ふうっとため息をつく

夕暮れも間近く

青い雪が降っている

暖かなおまえの背にも

溶ける間もなく

うっすらと積もり始めている

風景は

ざらついためまいのように

動き続けている

私とおまえは

呼び合い 転がりまわり

蹴散らしながら

テリトリーの筋を

雪の上に刻んでいった

今だけ君臨することを許された

わがままな覇王のように

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鳩を抱く少女

少女よ

噴水の中央に

鳩を抱きながら立っているあなたよ

薄い衣をまとっただけで

こんな冬の夜にも

冷たい青銅の肌を光らせるのか

忙しげに歩道を行き交う人々の方へ

愛を差し出そうと

踏み出すその一歩を

なんという冷たい水の鎖が

阻んでいるのだ

人々は駅へ駅へと吸い込まれていく

ひっきりなしに

電車の音が響いている

人々の意識はすでに

あなたを素通りしている

秋の早慶戦が終わった夜には

酔っぱらった学生たちが

池の中に飛びこんで

あなたの衣に

陽気な飛沫をはね散らした

噴水の止められた夏には

うす緑色に乾いて

汗もかかずに

太陽に焼かれていた

ここを通るたびに

私はいつも見ていた

あるいは あなたに

見られていたのかもしれない

人波に押し出されながら

今日という一日をはじめ

退屈な大学の授業

友達との無為なおしゃべり

古書店ごとに立ち止まり

そしてまた何も探せず帰っていく

少女よ

私はあなたと命を取り換えてみたい

そこに立っていれば

すべてが見えてきそうな気がする

赤い唇の色を 青銅色に変えて

微笑んだまま 時間を止められて

あなたは一瞬

私をみつめる

そして

ゆっくりと

首を横に振る

信号は変わった

時は再び流れ始める

BIG・BOXか

芳林堂か

あるいは下宿に帰るか

私にはなおも

選択が強いられている

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群衆の中で

不意に自虐的になる

深く暮れゆく空

行き交う群衆の中で

私は鉄道のガード下に立ち

その轟音を身震いしながら楽しむ

帰路を急ぐ人の波は

黒い流れとなって

目の前を行き過ぎる

帰ることが

日常の安全弁であるなら

その法則に逆らう異分子があってもいい

ピンセットでは取り除けない

熱をもった異分子

今 人の見ている前で

いきなり道路に倒れ掛かったら

路面はさぞやひんやりした

心地いい抱擁をしてくれるだろう

ああ 倒れてしまおう

平面をさまよう視野を

星空に投げあげて

ぜんまいの切れかかったこの生命体

電車が行き過ぎた後の雑踏の音

体中の組織がいつのまにか破綻して

熱い頭脳だけが生き延びている


まだ帰れない

何も見ないようにしながら

何も聞かないようにしながら

私は群衆の中を

猛然と逆らって歩いた

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植物園

温室のガラスが割れている

風は‥‥

花々の体温は守られているだろうか

木枯らしが吹き過ぎた後

遠い山脈の雲もちぎれて

山頂あたりの雪渓もよく見える


子どもたちは

小さなどんぐりを拾い集めることで

今日一日のよろこびを

たやすく手に入れる


黄色い銀杏の葉が

ちらちらと降りかかる中で

今日はこころよい日だったと

果たして私は

素直にうなづいて

言うことができるだろうか


学生は小石を蹴りながら

うつむいて足早に歩き去る


若い恋人たちは

肩に回した腕に

あたたかな血潮を通わせて

息を弾ませながら

同じ歩幅で歩く


年老いた人の肩にはりつく

薄められた光

長く伸びた影


私が

力に満ち しなやかな若者のように

おそらくは見えるであろうことに

今すれちがった人よ

振り返らずに 羨んでいるがいい

私の手は

こんなに凍えているのに


寡黙な植物園は

空ばかりが高く

見知らぬ樹木が

それぞれの葉を散らせている

散るものも 散らせるものも

痛みはないのだろうか


落下の感覚


もうじきはじまる長い休暇が

既に喜びではなくなっていることに

私はいぶかしく首を振る


健やかな空腹

当たり前の睡眠

朗らかな笑い

夕暮れの語感が

かつてやすらぎであったとは

今ではもう信じがたい

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夜に

少し春らしい空の明るさ

こんな夜

星を探しながら歩くのは好きだ

だれにも愛されないで生きることはできない

街灯のほの明かり

その向こうはなんという暗さだろう

夜一人で歩いていると

野良犬のように

すべてに牙をむきたくなる

もう終電近い電車の音

転がりゆく玉のような心を

受け止めてくれる心は

どこにあるのだろう

下宿に帰れば

やることはたくさんある

ドイツ語の下調べ

日記

ギターの練習

書きかけの詩稿

台所の後片付け

花の水やり

それが終わったら

ラジオを聴いたり

本を読んだりしてもいい

それにも飽きたら

眠ればいい

明かりをつけ 明かりを消すのは

私だ

そうして冷えた布団にもぐりこむのと

夜 一人で歩いているのと

どう違うというのだろう

暗い夜だ

そこここに明かりがついていても

思わず振り返りそうになる

コンビニエンスストアーの

まぶしさの中に立ち

夜歩く理由を探そうとする

理由は‥‥?

それが言葉になる前に

私は歩き出す

‥‥思考停止‥‥


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